ある日、森の中(恋する暴君)に 迷い込んだ、哀れなウサギさんの萌叫び・・・
オオカミさんの血と涙と・・・その2
 


6日・・・に書いていた・・・
 (実際は半月前からワープロで書いてたんですが・・・)

 ・・・妄想文の続きです。
 続きたって、書き残しだけなので少ない予定・・・

 初めての方は「3月6日」のものからお読み下さい。
 SS(二次創作)苦手な方は通り過ぎてね(;^^)
 
 ど素人ですから、文章ヘン~~~とか、漢字の使い方間違っとる~~~とか
 ご容赦ご容赦。
 
 優しいご指摘は歓迎します。


 ・・・では行きます~~~~~~~~~~~~~

 (始まりは前回と重複してます)







 
     (殺したりしない つながりたいだけ)

    



     ・・・ズキン・・・ 


    体の奥で、痛みに似て痛みより熱い感覚が蘇り
    狼は爪を掌に食い込ませた。
    
    未知の感覚と惑乱に、まだそれが自分に起こったことだとは
    信じられない。

    脈打つ痛みと、疼くような熱さから、むりやり意識を引き剥がし
    別れ際、追いすがって来ようとした相手を、そこに見るかのように
    睨み付けた。

    

    チクショウ・・・・!!
    ボロボロだ・・・
    俺の狼としてのプライドも、雄としての矜持も・・・
    チクショウ・・・! チクショウ・・・!! チクショウ・・・!!!
    

    さんざん悪態を付く。
    いない相手に目を欹て、銀色の後ろ髪を総毛立たせる。
 
   
    ・・・もっと・・・もっと死に物狂いで暴れたら
    あいつの手から、逃げ出せたんじゃないか・・・・?

    我が身の不甲斐なさに、全身が震えだし
    強張った背筋にひやりとしたものが走った。


    
    逃げられなかった?
    ・・・逃げなかったんじゃないのか・・・

    あの大きな掌に包まれ
    しどけなく自らを手放した瞬間・・・
    求められるまま腰を預け、恐怖に揺すられていた刹那
 
   
    逃げる気が失せたんじゃないか・・・?

    一瞬でも・・・

    一瞬でも、あいつに許したのは
    俺じゃないのか・・・・?

    恐怖だけじゃなかった・・・

    羞恥に頬が燃えるように火照り
    下肢が再び、脈打つように痛み始めた。


    この体・・・俺のもんじゃない・・・
    こんなこと・・・ 嫌だ・・・

    狼は膝を抱えて身を屈めた。
    歯を食いしばり、瞼を固く伏せた。
    聞こえてくる音に、蓋をするように
    自分の身はもう失われたものだと、考えようとした。
   

    そうでもしていないと叫び出しそうだった。 
    
    ほんの微かな空気の流れ、匂いにさえ刺激され
    抱えた腕に爪を食い込ませた。


    食われてたほうがましだった・・・!
    引き裂かれてしまえばよかった
    あいつに・・・!
    あいつの牙に・・・

    そしたら・・・
    こんな思いす・・・・・・・
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    言葉を呑みこんだ途端・・・
    体中が、ガタガタと震えだした。

    意志で押さえることも叶わぬほどの
    激しい感情が湧き上がり
    狼は、あられもなく泣きじゃくった。


    もう止まらなかった。
    あらゆる感情、感覚が怒涛のように押し寄せ
    気も狂わんばかりに声を上げて泣き叫んだ。


    
    幸い、群れの仲間は狩に出掛けていて
    洞穴の外にまで漏れる、狼の泣き声を聞くのは
    季節に萌え始めた、小さな野の花ばかりだった。

    

   



          ・・・・短いはず・・・
          だったんですが・・
          なぜか長くなったんで・・・
          「その3」に続きます。
          こんどこそ、短いはず・・(;^^)






          
    
    
        

    


       
    
    
       
コメント
この記事へのコメント
ぐらたんさま♪こんばんは
遅ればせながら、ステキなお話ありがとうございます!
森3は噂に聞いていた以上に衝撃的で…切なくて胸が痛くて、あんまり読み返すことも出来なかったんですが、狼さんの心情をしっとり表現していただき、私自身も癒されました(T_T)なんだか安心して4が待てそうです(*^_^*)
2008/03/24(月) 18:50:24 | URL | 三日月 #-[ 編集]
三日月さん★
読んでくださってありがとうございます~!!
癒されただなんて、光栄です★
続きが、あと少しあるんですが
なかなかアップ出来ないです(;^^)
「森3」はホントに痛々しい感じだったので
(オオカミさんはもちろん、クマさんの縋る目が
可哀想で・・・)私も何とかして、二人を応援したくて
いろいろ文章を考えてました。
「4」で仲直り出来るように、祈るような気持ちに
なりますよね~(^^)
2008/03/24(月) 20:37:10 | URL | ぐらたん #-[ 編集]
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