ある日、森の中(恋する暴君)に 迷い込んだ、哀れなウサギさんの萌叫び・・・
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妄想SS~★めりーくりすます★

KさんもEさんもHさんも
SS書いてたんで私も書きたい~~~~と
なんのアイディアも浮かばないまま
突貫工事のように一気に書いたSSです。

ぜんぜん甘くないので
(むしろ辛口;;)
期待しないで
寛容な方のみどうぞ・・・;;




「今日はここまでにしとくか?」

「先輩 ビーカー洗い終わりました!」

「ああ 俺も一応きり付けた 帰るとするか」

「先輩 急ぎましょう!
 今日は松田さんちでパーティですよ!」

「慌てなくても間に合うだろ まだ六時前だ」

「でもウチに寄って着替えたりしてたら
 7時過ぎちゃいますよ」

「このまま行きゃいいだろが
 松田さんちだぞ
 松田さんとかなこと
 かなこの友達が来るくらいだ
 めかし込まんでいい」

「でもかなこちゃんから
 フォーマルな格好してこいって
 言われたんですよね」

「フォーマルな格好?」

「っていってもスーツしかないんですけど」

「俺もか?」

「もちろん先輩もです!
 喋ってる時間が惜しい
 早く片して帰りましょう!」

「ちょ・・・待て!
 聞いてない! そんなこと俺は!」

・・・

・・・

「・・・おい・・・?
 真っ暗だぞ・・・」

「ええ・・・そうですね」

「なんでだ? なんかあったのか?」

「きっとサプライズですよ」

「サプライズ?
 クリスマスパーティだろ?
 ふつー電気消したりするか?」

「さぁ?
 ふつーはしませんよね?
 バースディならわかるけど」

「・・・なんか嫌な予感がする・・・」

「え?」

「だいたいスーツ着て来いとか
 なに考えてんだ? かなこは!」

「さぁ?」

「・・・俺帰る」

「何言ってんですか? 先輩
 せっかく来たんだし
 今帰っても飯の用意ありませんよ」

「お前のことだから何か冷蔵庫に残ってんだろ」

「ほら見えます? あそこ キャンドルの灯りが揺れてる」

「・・・キャンドル?」

「だから誰かいるってことですよ
 さぁ入りましょう?
 先輩鍵持ってるんでしょ?」

「・・・俺は帰りたい」

「意外と怖がりなんですね?」

「怖がってんじゃねぇー!!」

「こんばんはー」

「誰も出てこないじゃないか?」

「勝手知ったる他人の家って事で
 上がらせてもらいましょう
 こんばんはーお邪魔します」

「明かり付けろよ 明かり!」

「切れてるみたいですね もとが」

「手の込んだことしやがって
 どういうつもりだ?!」

「グラスに浮かんだキャンドルが
 あちこちに置いてある
 あれを辿ってゆけばいいんでしょう?」

「まるで納涼オバケ屋敷じゃんか?」

「楽しみましょうよ 先輩
 少なくともドロボーに入られて真っ暗とか
 そんなんじゃなさそうだから」

「変なこというな」

「すいません
 台所ですね ここは」

「パーティ終わったんじゃないのか?
 なんか全部片付いてる感じだぞ」

「隣は・・・この間泊まったリビングですね
 ここもテーブルにキャンドルが置いてあるだけで
 火の気がない・・・」

「・・・寒いな」

「ええ 
 火の気も人の気配も無い家の中って
 外より寒く感じますね」

「留守なんじゃないのか?
 こそっとも音がしないぞ」

「そうですね 
 どこかに潜んでいたとしたら
 もう出てきてもいい頃合です」

「・・・お前
 どうしてそんなに落ち着いてる?」

「え?」

「・・・かなこと示し合わせて
 俺を嵌めようとしてんだろ?」

「そんなことしてませんよ」

「だけど俺に内緒で
 かなこと連絡取ってんだろ?」

「今朝かなこちゃんから
 <フォーマルな服着用のこと>ってメール
 もらっただけです」

「ホントか?」

「ええ
 だってずっと先輩と研究室にいたでしょう?
 かなこちゃんと相談する時間がいつあったんです?」

「・・・すまん 疑って」

「いいえ・・・」

「それにしても
 かなこのヤツ何考えてんだ?!
 いるなら出て来い!!

 二階か?

 いるだろ!
 そこに

 かなこ!!」

「・・・・・・」

「かなこ!!」

「・・・・・・」

「いないじゃねーか どこにも!
 俺たち日にち間違えてないか?」

「・・・間違えたんなら
 キャンドルの道しるべはなんなんです?」

「知るかよ!!」

「・・・せんぱい」

「な・・・なんだよ?
 人んちで何するつもりだ?!
 抱きつくなって」

「つり橋効果って知ってます?」

「つり橋?」

「同じ恐怖や興奮を味わった者同士は
 そうでない者同士より
 仲良くなれるって・・・心理学用語です」

「まぁ、そりゃそうゆうこともあるかもな」

「肯定します?」

「肯定もなんも心理学には詳しくない」

「経験あります?」

「ない」

「今経験してるんですよ 俺たち」

「は?」

「だから
 同じ恐怖を味わってる・・・」

「恐怖って? バカにすんなよ!
 俺は怖がってなんかない!!」

「俺はこわい・・・です
 もし
 これがかなこちゃんのサプライズなら
 俺にとって最高のプレゼントです」

「なにがプレゼントだよ!
 ふざけやがって!!
 はなせ!!
 離せってばーー!!!!!」

・・・

・・・

・・・

「ね? 松田さん
 今頃
 兄さんと森永さん
 なにしてるかな?」

「びっくりしてるでしょうね
 誰もいなくて
 でも
 どうしてこんなことしたの?
 宗くんきっと怒るわよ」

「だって
 かなこ
 イジワルしたくなったんだもん」

「いじわる?」

「宗一兄さんが帰って来た日
 森永さん具合悪くして帰っていったでしょ
 兄さんも森永さん心配して帰って行ったでしょ
 兄さんの気持ちはわかるけど
 
 あそこでもし・・・
 兄さんが森永さん追いかけなかったら
 かなこが兄さんに帰れって言ったと思うけど・・・
 
 でも
 ちょっとね
 ヤキモチ妬いたんだ・・・
 
 兄さんにとって
 森永さんってさ
 かなこ以上に大事な人になったのかなって
 思っちゃって・・・」

「かなこちゃん・・・」

「ちょっとね
 寂しかったんだ・・・
 やっぱり・・・」

「かなこちゃん
 ・・・あなたにも
 いつか現われるわよ
 大事な人が」

「うん!
 メリークリスマス!」

「メリークリスマス」

・・・

・・・




ども
最初に意図した話と違ってしまいました・・・
でも
かなこちゃんって
まだ中学生なんだよな・・・って思うと
かなこちゃんのあの利発さがかえって切なくも思えるのでした・・・


※松田さんって
 かなこちゃんのこと
 何て呼んでたっけ?
 宗仁ぱぱは「かなちゃん」だったけど
 松田さんもそうだっけ?
 今調べてる時間ないのであとで・・・




  

★メリークリスマス★

 
 





 
コメント
この記事へのコメント
こんばんは。実は拍手コメで一度送っているのですが反映されてないようなのでコメントで。重複してたらすいません。かなこちゃんはやっぱり素直ないい子ですよね。優等生じゃなくてもいい、中学生らしい女の子でいていいんですよね。ぐらたんさんのSSって会話だけでも情景がしっかり浮かんでくるんです。ほんとスゴイ。暴君の世界を広く深く理解してるからこそ書けるんでしょうね。さて、かなこちゃんはどっちにイジワルするつもりだったんでしょう? 一人には完全にプレゼントになっちゃいましたね(笑)
2009/12/25(金) 22:23:45 | URL | 日和 #-[ 編集]
日和様~★
コメントありがとうございますー!!
読んでくださってありがとうございます~★

fc2って拍手が「ブログ拍手」と「fc2拍手」と2つ
あるようなのですが、今回拍手で頂いたコメント
「fc2拍手」のページに表示されてました。
日和さんのコメントだけでなく他の方のコメントも。
それから私のレスコメもそちらに表示されてます。
そちらからでないとレスが書けなかったので。
ややこしいですが、たぶん「ブログ拍手」ページに
「fc2拍手」ページに飛べるリンクがあると思うので
今一度拍手ボタン押してみてください。
私も「ブログ拍手」と「fc2拍手」の設定や使い方の違いが
よくわからなくて・・・;;^^)
すいません。ご迷惑お掛けします。
たぶん他の方も同じように思ってらっしゃるかも。
でもでもコメント欄でのコメントも嬉しいので
ぜひぜひまた~*^^*)

かなこちゃんは可愛くて素直で、兄さんの溺愛と
教育の賜物ですよねー★
2009/12/26(土) 00:04:05 | URL | ぐらたん #Neb3My6c[ 編集]
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