ある日、森の中(恋する暴君)に 迷い込んだ、哀れなウサギさんの萌叫び・・・
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「青を攻める」~第五夜~♪♪♪

こんばんは~お久しぶりです~!

一週間、更新無かったって
ワタシ的に珍しい気がします。
老体に鞭打ってバイト頑張ってました~ぜいぜい(;;^^)

やっと明日お休み取れたよ~~~~~~
6日振りだよ~~ぜいぜいぜい・・・


ではでは~

「青を攻める」第五夜~です~




青ファンの皆さん、お待たせしました~!!
(待っててくれた人いるかな?? いたら嬉しいな)

ずいぶん間が空いてしまいました・・・(;;^^)
「第四夜」を更新したの6月1日でした。
3ヶ月近く振りです。

大っ好きな~『バロック・パール』♪♪♪

扉イラストの、ろりろりカイが可愛いっすよね~(*^^)

初っ端から弾けててはいけない;;
まずは・・・

タイトル『バロック・パール』

「バロック」だけで「歪んだ真珠」の意味がありますが
バランス上『バロック・パール』と表記したと
久能さんはあとがきで書いています。
たしかに「バロック」だけではタイトルとして
シリキレトンボな感じですよね。

「バロック」と聞くと17世紀ヨーロッパ。
豪奢で優雅なインテリアや建築の様式が浮かんできます。
少女マンガの傑作『ベ/ルサ/イユ/のバ/ラ』の舞台が
まさにバロック全盛期のフランス。
バロック様式をもっと繊細に優美に発展させた
ロココ様式の家具や調度の愛らしさ。
その中で展開するドラマチックな物語は
時代を超えて少女達を魅了しています。

美術ではこの時代、レンブラント、フェルメールなど
画期的な作風の画家がたくさん出てます。
カラバッジオのアモール、ダビデ、ナルチス。
切ったら真っ赤な血がほとばしりそうな肉感的な描写、圧巻です。
音楽ではバッハやヘンデルの時代。

今でこそ「バロック様式」は美しくて華やかで
評価も人気も高いのですが
「歪な」・・・という名の通り
もともとは調和の取れた洗練された
ルネサンス様式と対比させた蔑称だったとか・・・。

「歪んだ真珠」・・・
文化も歴史も私にはよくわからないけど
言葉としては、退廃的で官能すら感じる単語です。

退廃と官能・・・まさにBLっぽい(BLってよりJUNEかな)ステイタス(*^^*)

真円の真珠に対して
歪みのあるものを
バロックパールと呼ぶらしいのですが
天然の真円の真珠が稀なように
歪な形の真珠もまた、同じ形は二つとない稀なもの。
ひとつひとつが、唯一無二の個性を持った輝き。
なんとなく愛しい宝石って感じがします。

真ん丸だろうが歪んでいようが
「真珠」そのものが奇跡的な存在です。
アサリ、シジミ、ハマグリ、ホタテ、カキなども
真珠を作るそうです。
小さな魚が貝に入り込んで
それが真珠になることもあるとか。
真珠という言葉は宝石と同じなので
「真珠様物質」と言った方がいいのかな?
貝にとっては、自分の身に起こった
異常に対する防衛本能みたいなもの??
それとも、異物により傷ついた外套膜くんの暴走なのか??

真珠が出来るメカニズムはわかっているけど
(だから養殖真珠が作れるのだし)
なぜ貝が真珠を作るのか(作る必要があるのか)
まだ解明されてないようです。(貝に聞くしかない??)



そして
『青』における
『バロック・パール』・・・とは?

その歪な真珠色の輝きが見せた過去と
それに魅せられた者達の選択とは・・・?

「青」シリーズ
~第4作目~
『バロック・パール』

帯のあおり文句は

青の軌跡バロックパール

「三四郎から『カイ』を追い出してやる」

これは「カイ」に激しい対抗意識を燃やす
・・・13歳の少年「イシス」の言葉。

イシスは、月で純粋な月人として生まれ
月人の母親に育てられ
性的なモラルに全く縛られず
奔放に生きてきた
傲慢で美しい魔性の少年。

銀青色の髪。
ほっそりと優美な肢体。
月人の特徴であるカレイドスコープアイを
感情のままにキラキラ輝かした
溢れるばかりの生命力と
見るものをたちどころに魅了する存在感で
三四郎、凱、ロード、サンドラ
ジュールベルヌのクルー4人の前に突然現れ
皆を困惑、混乱させます。

自分の好みに合うエリートで洗練された男、凱を誘い
気の優しい逞しい男、ロードをからかい

一風変わった野生的な男、三四郎に興味を持ち
三四郎と「カイ」がバディだと知ると
三四郎を誘惑し・・・

しかし
三四郎から徹底的に子ども扱いされたことで
月人としてのプライドを粉々にされた
イシスは
「カイ」に憎しみを抱き・・・
「三四郎から「カイ」を追い出してやる」
と決心し
三四郎に「ルナトラップ」(催眠術みたいなものらしい)を仕掛け
三四郎を取り込んで
「カイ」から三四郎を奪おうとする・・・

単調な航海の中で
いく度か軋轢を繰り返してきた
カイと三四郎・・・
お互いバディとは認めず
お互いに馴れ合うことも無く
それでも少しづつ
お互いの中に、お互いを刻み付けてきた
カイと三四郎・・・

カイと何もかもが真逆な
イシスの激しい感情と
生への渇望に触れ
三四郎は、カイの本質が何処にあるのか
カイが本当は何を求めているのか
カイの苦悩が何によってもたらされたものなのか
思い知ることになります。

そして・・・

現れたときと同じように
「イシス」は突然4人の前から去っていきます。
皆の心に
月人として生まれついた者の眩い光と
彼らの背負っている宿命的な闇をかいま魅せて・・・

眠っていて・・・
「イシス」の存在を知る由もなかったカイが
イシスが、三四郎の心に残した憂愁に気づくことになるのは
もっと先のこと・・・

イシスとカイ・・・

相容れない二つの心に引き裂かれそうになりながら
それでも「カイ」が「カイ」であろうとする
痛々しさと危うさ。

「『カイ』を嫌いだったの?」
「わきゃねーだろ」
「でも、愛してないと言ったよね」
「嫌いと愛してるの間の
 ちょっと愛してるよりに
 『好き』とか
 『気に入ってる』とか
 『滅茶苦茶腹は立つが放っておけない』とか
 って奴があるんだよ」
「ヘンなの・・・」


これはイシスと三四郎の会話ですが
三四郎らしい言い方だなって
すごく好きです。

『無茶苦茶腹は立つが放っておけない』
こういう感情こそ
「愛」に違いないって私は思う。

愛してるからこそ
相手に腹も立つし
傷付けられもする・・・
それに耐え切れず
手放したいと喘ぎながらも
やっぱり放っておけなくて
離れがたく思う・・・

『クリスタルクラウン』で
一度はカイから離れようとした三四郎。

カイの自虐的な歪みに
激しい嫌悪と不和を感じながら
それでもどうしても
カイを放っておけないその訳を
三四郎は「愛」だとは認識していない。

でも
「イシス」を「イシスのまま」
育てて欲しいと凱に頼み
それが出来ないのなら
イシスを背負ってでも逃げる・・・と
悲壮な決意をした・・・
三四郎って・・・

惚れてるじゃん・・・やっぱ(*^^*)

「ゆがんでいようが
 ひずんでいようが
 あれはあれでいいじゃないか
 いいじゃねえか
 きれいなんだから」


(迷うことなど死んでもするものか)

イシスと出会ったことで
カイを理解し
カイの全てを受け入れようと決心する三四郎。

「ボクは生きたい!
 死にたくなんてない!!」


そう叫んだ少年が
抱きしめるカイの中にいる・・・
力強く打つカイの胸の鼓動に耳を傾けて
カイを抱きしめ続ける三四郎。

『バロック・パール』のエンディング
何度読んでも
切なさで胸がいっぱいになります。
こういう話・・・私弱いのです・・・うるうる(*TOT*)

でもけっして
お涙ちょうだいなストーリではないんですよ~。
前半はコメディです~

ドラマCDは
カイが事故に遭うところから始まっているので
三四郎が言うところの「陰険な昆虫採集」のシーンが
ほとんどカットされてて残念なんですが

無重力状態でのキスシーンとか
その後の三四郎とサンドラの会話とか
めちゃめちゃ楽しいです(*^^)

「おだまり! この甲斐性なし!!」
ああ~サンドラ~ステキだ~~~~!!

イシスが三四郎の部屋に忍んできたシーンも
イラスト描いてる沖さんも乗ってて
お笑い路線突っ走ってます~(楽しい~)

「すっげーガキ」って
三四郎のイシスを感嘆する台詞が好き♪♪♪

そして
カイの名前。

月人が、名前をそのとき愛するものに付けさせる・・・
という設定がここで活きてくるのですが
三四郎の弟、医師である凱は
三四郎に
「カイに、自分のつけた名前を名乗らせたくないか?」・・・と聞きます。
三四郎の応えは・・・

「カイはカイでいいだろ」

三四郎のこの執着の無さ・・・;;

三四郎らしいといえば三四郎らしくて
ステキなんだけど
凱が苛立つ気持ちもすごくわかる。

「好き」って束縛したいってことだし
名を付けるって
恋人を独占する快感がある。

でもそういう三四郎だからこそ
カイは三四郎と抱き合えるのだと思う。

もちろん三四郎にだって
独占欲がないわけじゃない。
カイが三四郎以外の男を選べば
激しい怒りを向ける。
だけどそれが嫉妬とは
違った感情な気もする。

カイとしてはそれがもどかしくも
また安心できるのかもしれない。

この回の一番読み応えは
(CDなら聴き応えあるシーン)
なんといっても
イシスが三四郎に仕掛ける「ルナ・トラップ」
三四郎に催眠を掛けながら
イシス自身も自分の言葉に煽らされて
声が上ずって行く・・・

そして
三四郎が
「イシスを抱けなかった」・・・こと。

本当に
三四郎って健全で
何処もかも健康な男なんだ。

三四郎がカイを抱くのは
カイがカイだからで
他の誰でもない・・・

カイが月人だからとか
綺麗だからとか
じゃなくて
カイがカイだから・・・
って改めて思って
本当に三四郎って・・・(*^^*)

「俺は、あんたに飢えてたんだ」

カイが目覚めたあと
そういってカイを余裕なく抱く三四郎が
めちゃ~カッコイイのです~(*^0^*)(*^▽^*)


ドラマCDもすごく好きです★


正直言うと
初聴きでは
中原さんの「イシス」に
倒れそうになったんですけど・・・;;(イイ意味で;;^^)

大人の声で
少年の物言い、ヤバイです!!

カイとのあまりのギャップに
体中がこそばゆくてむじむじします。
でも何回か聴いてるうちに快感になること請け合い

中原イシス~可愛いよぉぉ~~~~♪♪♪

残念なのは
やっぱり
「陰険な昆虫採集」のシーン
(キスシーン)がカットされてること

イシスとサンドラが
コーヒーを飲みながら
イシスのお母さんの話をしているシーンもないこと。
ここは特に
『ファントムペイン』の伏線になるシーンなので
カットしないで欲しかったな~;;

ここで語るイシスの母親への思いと
ラストでのカイの母親への思いが
重なる事が大切だと思うので
重要なシーンだと思うのです。

それに
サンドラがイシスを誘う台詞も
イシスが断る台詞も
「試してみなきゃわからないでしょ!」って
駄目押しするサンドラも、もうとにかく
全部の台詞が好きだよ。
全部聴きたかったよ~~~!!

みんなもそう思うよね?!

でもでも・・・

この『バロック・パール』のドラマCDが
ラジオで放送されてたって????

え???
それヤバクなかったの???;;
びっくり~~~~~;;

森川さんと中原さんが
パーソナリティになって
ドラマCDとゲストとのトークと
視聴者からリクエストされた
ミニドラマみたいなものを
カイと三四郎の声で演じてたらしい・・・

き、聴きたい・・・それ!!
ミニドラマ!!!!!

ラジオ放送を収めたCDも出ているけど
ミニドラマは入ってないみたいなんですよ~残念;;



ではでは
ここまで読んでくださった方
ありがとうございました~



もっと書きたいことが
あるんだけど
実は今・・・
PCの接続がヤバクなってます・・・;;
fc2のせいじゃなくて
私のPCのせいです;;
まさに今、完全に切れてます・・・
この頃繋がりが不良です;;
接続が切れてるのに
なんで
文字入力は出来るのかが不思議なのだが;;
(下書き保存も出来ているのか???)
でもプレビューは表示出来ない・・・;;
絵文字も使えない・・・

あ・・・今繋がった???かな?
すごい不安定;;
ではこの隙に・・・

無事投稿できますように・・・;;^^)


<追記>
今朝はプレビューで確認も出来なくて
間違いが多かったです。すいません;;




かわいいアクセサリーがあったので
 ↓こういうシンプルなのすごい好きです~



タイピンもかわいい~
 ヒヨコ、くま、ネズミ~
 


カバーイラストもすごく好きです










コメント
この記事へのコメント
お久しぶりです~
今晩は。ぐらたんさま。
待っておりましたよ!(笑)
「バロック・パール」大好きです~♪
ぐらたんさまがおっしゃってるように三四郎のカイに対する気持ちは「愛」ですよね~。ただ、この頃はカイが凄く自己否定していて、そういう部分を三四郎が嫌っていたので、心の底から愛してるとは認められなかったのかもしれないけど。でも、読者から見たら、「愛」以外のなにものでもないですよね!
「カイはカイでいいだろ」と言った三四郎が私は大好きです。
ところで、私が『バロックパール』と言う言葉を初めて知ったのは、山岸凉子先生のミシェル・デュトワのシリーズでした。
ぐらたんさまも「グリーンカーネーション」について、書いてらっしゃいましたよね。おおっって思いましたよ(=^0^=)
2009/08/31(月) 19:45:58 | URL | ひろ #-[ 編集]
ひろ様★
いらっしゃいませ~!!
待ってて下さって嬉しいです!!
ホントにホントに久しぶりですね。
「カイはカイでいいだろ」って言う三四郎。
私も大好きです★
さすが三四郎!って惚れてしまいます。
やっぱりカイには三四郎しかいないって
納得してしまいますよね。
おお~ひろさんも山岸さんのミシェルシリーズ
ご存知なんですね~(*^▽^)
ではでは~「第六夜」もなるべく早めに書きたいなと
思ってます。
その時はまたお付き合いくださいね~(^^)/

2009/08/31(月) 20:19:02 | URL | ぐらたん #Neb3My6c[ 編集]
ぐらたんさん、こんにちは♪
レビューありがとうございます!!
イシス、妖しく魅力的ですね~
三四郎がカイをカイのままに受け入れる決意をしたこと、ホントに良かったですね!カイの苦悩がプラスの生へと癒されるまでにはまだまだ時間がかかるけど。。個性的なキャラクター達の動きもとっても魅力的で読み応えありますね!

『森』の情報もありがとうございます!!私も早速注文しました!
2009/09/02(水) 14:26:12 | URL | 三日月 #-[ 編集]
三日月様★
イシスって本当に魅力的で可愛かったですよね~!!
カイと三四郎って性格正反対だと思っていたけど
イシスが登場して、けっこう似てるところあるじゃない!?
って思いました。
二人とも生命力に満ちていて自分が好きで自信があって。
カイが三四郎に惹かれたのも、三四郎がカイを放って置けないのも
二人の中に同じものがあったせいかもって思います。
何度読んでも面白くて素敵な作品ですよね★

『森』の情報も役に立って良かったです~!!
森Ⅳは<一応>完結編らしいので、もしかしたら
もしかしたら、まだまだ描いてくださるのでは??
そんな期待でどきどきします。
とりあえず『森Ⅳ』早く読みたいですね~(*^▽^*)
2009/09/02(水) 17:29:10 | URL | ぐらたん #Neb3My6c[ 編集]
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