ある日、森の中(恋する暴君)に 迷い込んだ、哀れなウサギさんの萌叫び・・・
「青を攻める」~第二夜・・・♪♪♪
こみこみすたじおWEB本店
「暴君5巻」めでたく予約しました~!!


GUSHも買いました~!

全サのプラ原画ゲットに向けて走り始めました~★
とりあえず、一関門突破したので安心して・・・

今宵は
「青」を攻める~
第二夜でございます~★

   ↓ 第一夜はこちら
「青」を攻める~第一夜



「青」シリーズは
BLには珍しい「SF」~と以前にも書きましたが
でもBL自体、SFだろっ~て気もしたりしなかったり;;

「BL」って
「少女マンガ」から発生したものですよね。

「女の子はSFを理解できない」とか
「少女マンガの主人公は
 女の子でなければならない」みたいな
編集サイドの偏見や思い込みが
大昔はあったようなのです。
(どんだけ大昔かっていうと・・・40年とかとか・・・;;)
お嬢さん引かないで・・・!;;

その少女マンガの世界に
本格的なSFのストーリーを持ち込み
また「同性愛」 「少年愛」を持ち込んだのは
いわゆる「24年組」と呼ばれる作家たち。
(昭和24年頃の生まれ
 1970年代の少女マンガに革命とも思える
 大胆なテーマの作品を多数生み出した。
 萩尾望都、竹宮惠子、山岸凉子、大島弓子など)

彼女らが描いた「少年愛」ものは
今のエンターテイメントに徹している
「BL」とは、かなり雰囲気が違いますが

でも共通しているのは
「運命的な出会い」・・・なのだと思う。

「なぜ、彼と出会ったのか」
「なぜ、彼でなくてはならないか」
「彼との出会いが自分を未来を全てを変えてゆく」

そういう葛藤が
より濃厚な作品に
私はものすごく魅かれます。

それは男女の恋愛ものでも
別に構わないのですが
男女の場合、どうしても
リアルな感覚が邪魔して白けてしまう
それに
性=妊娠=現実・・・;;
・・・ひたれない・・・
やっぱりBLは第三者的視点がいいのかな?



・・・で
(相変わらず意味不明な前置き;;)



「青の軌跡」シリーズ

ストーリーの基本設定~♪
(今更?って感じですが、おさらい的に)

<時代背景>
地球人が地球以外の星に移住し
そこで子孫を残し
いく代もの世代交代の末
独特な体格、体質、気質、能力の進化
変化を遂げた、さまざまな人種が
宇宙のあちこちに広がっている。
人々、星々は連邦政府の元に総括されているが
連邦からの独立を望む国
何処にも属さず
独自の掟の元に集まる種族もある。

<舞台>
連邦政府による、地球型惑星探査のため
最新鋭のテクノロジーを駆使して作られた
航宙船「ジュール=ヴェルヌ」の船内。

『ペルソナ・ノングラータ』と
最終話『タイトロープダンサー』以外は
ジュール=ヴェルヌの船内のみ。

<目的>
地球型惑星「Σ-23」に
科学者163人(コールドスリープされている)と
調査に必要なコンピュータなど機材を運搬する。

<期間>
往路3年、復路3年の6年の任務。
担当クルーは1年づつの交代制。

<バディ>と呼ばれる、二人一組のコンビ
二組四人で1年間を担当する。
担当する期間に入るまでは、科学者達と同じように
コールドスリープされている。

<カイ&三四郎>
<サンドラ&ロード>の二組のバディは
セカンドクルーとして
地球を出発してから一年後に目覚め
そこで初めてお互いのバディと出会い任務に就く。



<登場人物>
三四郎 (♂)身長 187 cm (黒髪、黒目)
カイ  (♂)身長 178 cm (青灰色の髪、カレイドスコープアイ)
サンドラ(♀)身長 167 cm (赤毛、灰色目)
ロード (♂)身長 202 cm (金髪だっけ?、?)

シリーズ1,2巻は以上の4名のみ。

ストーリーは
三四郎がコールドスリープから
目覚める場面から
始まる・・・



ではでは唐突ですが
(段取り最悪・・・)

「第一夜」からの続きです~



帯の「あおり文句」の
途中で終わってしまいました・・・
その続きってことで

新装版上巻の帯のあおり文句は
旧版と違ってます。

「でも、抱きごこちは悪くねぇなぁ」

これは三四郎がカイを評した台詞。
旧版と反するようですが

こう言った時点ではまだ
三四郎の
カイに対する
興味は、性的なものから遠かったのです。

「青」の魅力は
生まれも育ちも
感じ方、考え方、価値観
あらゆることが正反対な者同士が
どう近づいて行き
どう受け入れていくか・・・

世にそういうテーマの作品はいっぱいあります。
自分とは全く違う価値観を持った人との出会いって
リアルでもスリリングですもんね。

でもリアルな場合
なるべく衝突を避けるべく
適当なとこで妥協したりしがちです。

家族や恋人にも
踏み込まれたくない部分って
誰にもあるよね。

家族や恋人だからこそ
侵されたくない部分がある。
侵されたら
多分
憎んでしまうだろうから・・・

だからこそ・・・かな?

物語の中で
他人との激しい葛藤や
許しを描いたものに
魅かれるのは。

BLの場合は
お互いを受け入れるってことは
お互いの「性」まで引き受ける
自分の生来の性を裏切ってまで
相手に関わるってことだから
その激しさは並たいていじゃない。

「青」は
性的嗜好による偏見はない世界のようだけれど
三四郎は「異性愛」しか受け付けない
古風なヘテロ男なのです。

バディ航法の船に乗ろうと志願したのも
最高の相性の美女と一年間楽しく仕事がしたいため。
(もうひとつは連邦の船の機密を盗んで金儲け;;)

そんなガチガチ、ノンケな三四郎が
美貌とはいえ同性であるカイに
「その気」になる
ついには抱き合う・・・
その過程が
「青」シリーズ第一話
「青の軌跡」の見所です。

「抱きごこちは悪くない」という
三四郎の台詞は
そのほんの入り口。

でも抱き合ったとしても
けっして馴れ合わない・・・
態度、立場がまったく変わらない・・・
(こういうあたり
 暴君と通じる魅力なのです*^^*)



そして


「青の軌跡」下巻
旧版も新装版も同じです。

青の軌跡上下比較

「待っていろ
 いま、骨抜きにしてやる」


ふふふふふ~~~~~~*^^*)
めっちゃBL的台詞っすよね~!!

(旧版・・・「待ってろ」になってますが
 「待っていろ」が正しいです~)

どっちの台詞かって?
そりゃ~決まってるじゃないの~*^^*)

私としてはドラマCDの
中原 茂氏の囁き声を
お聴きいただきたいです~
まさに骨抜きにされちゃうよ!!!

カイ
普段、誰に対しても敬語で喋ってます。
自分のことは「私」です。

敬語といっても
その言葉は挑戦的だったり取り付く島もなかったり
けっして感じのよいものではありません。

それは
触れなくとも人の感情がわかってしまう
エムパス能力を持った
カイの自己防衛なのですが

それが自然体で生きている三四郎には
堪らなく不愉快で、理解しがたいものでした。

カイにとっても
三四郎の配慮も遠慮もない言動は
触れて欲しくない内面をえぐられるような
恐れと苛立ちに
つい我を忘れて声を荒げてしまいます。

三四郎はカイに
(カイだけじゃなく誰にも)
「あんた」と呼びかけますが

カイは三四郎のことだけを
「おまえ」呼びです。

(私的に
 「二人称」ってやつはかなり
 萌ポイント高いアイテムなのです~。)




下巻での
私のお気に入りシーンは
ごくごく始まり・・・

自動制御で動いていた船が軌道を外れ
そのレッドアラートに呼ばれた
カイと三四郎が、やっと軌道を戻し
ほっと一息ついたときに交わされた

三四郎のジョークと
ジョークの返しかたを習う(?)カイ。


二人の様子をうかがい見たもう一組のバディ
ロードとサンドラ。
三四郎とサンドラの会話も楽しい。

サンドラは、容姿も性格も
三四郎好みの女性で
二人は、本気半分冗談半分で
口説きあったりするのですが
それが、全然嫌な感じしないのです。

むしろ
三四郎と女性との絡みがあることで
カイとの関係性が、三四郎にとって
いかに特別なことか、よく理解できます。

もちろん、サンドラが魅力的なキャラだってことで
「サンドラならいいよ」って許せちゃうのですが。


下巻80ページで
やっと初キスシーンがあるのですが・・・
色っぽいんだか
色っぽくないんだか・・・
いや
ある意味
すごく色っぽいシーンではあるんだけど・・・
(説明し難いんで
 読んで、あるいは聴いて
 お確かめください・・・)←無責任;;




さてさて~~ここからが本番~
(って今までのは無駄口かい~??;;)

「青の軌跡」には
実は・・・
もう一組のBLカプがいます。

タイトルにもある「青」・・・

「青を探せ」
・・・という
船に搭載されたコンピューターに
組み込まれていたプログラムの中のメッセージ。

それを解読してあらわれた
過去のラブストーリー
それがなんとも切なく、美しいのです。

「青」・・・と書いて「ジョウ」と呼ばれた青年と
その幼友達、シヴァ博士

二人が恋愛関係だったかどうか
仔細は書かれていませんが

しかし三四郎にして
「こいつら、本当にただの友達か?」
なんて勘ぐるくらいの
やるせなく熱いメッセージが
コンピューターの基本設定に組み込まれ
船は「青」を求めて
人の制御を振り切り
Σ-23への軌道から外れて
ブラックホールに突っ込もうとしたのです。

愛しいものに向かう盲目的な暴走・・・

「青」はBLっぽくないとさんざん言いました。
カイと三四郎もBLカプらしからぬ二人です。

しかし
彼らの乗ってる船が
まさに
森永君的「暴走野郎」だったんですよ~;;^^*)
ついつい森永君を引き合いに出してしまいます・・・
森永君をBL攻の基準にしてはならないと思うのですが・・・;;




「シヴァ博士」
ドラマCDでは、真殿 光昭さんが演じています。



「青よ、出でよ
 青よ、湧きおこれ
 青よ、立ちのぼれ
 青よ、満ちよ・・・」




「死者の書」の一文から「青」のストーリーは始まりますが
真殿さんの朗読が素晴らしくて聴き入ってしまいます。

若くして船とともにブラックホールに引き込また「青(ジョウ)」
若くして病み、死ぬまで「青」を思い続けた「シヴァ博士」

「我を忘れて突進するような設定」を組み込まれた船は
「青」が最後に残した、警告の信号に向かって
まさに暴走していきます。 

それが「死」に向かって行くことと知らず・・・

「何かの手違いで」
バディとして組まされたような
カイと三四郎。
しかしそんな二人が直面した事件は
失いたくなかった大切な友を思う
思いの切なさ
一途さゆえの事件でした。

カイと三四郎にとっては皮肉で
だから「運命的な出会い」と言えるのだと思います。

過去の二人は
なぜ離れ離れになってしまったのか・・・
それは想像するしかないのですが・・・

「死者の書」の一節とともに
この過去の物語に
思いをはせるとき・・・

見果てぬ夢が
小さな星になって
きらきら輝くような
そんな切なさに満たされます。

そして

この過去の二人のエピソードは
カイと三四郎の「最後」の伏線に
なっているのでは???・・・と
私はずっと恐れていました。

それは杞憂でしたが
でもわかりません・・・!

シリーズは完了しても
カイと三四郎の旅は
まだ終わってはいないのですから。

そう・・・
カイと
三四郎は


私達が生きるこの時間より
なるかな未来に
生まれるはずの人間なのですから(*^^*)






<追記>

えっと・・・
誤解のないように~;;

カイと三四郎が
離れ離れになったほうがいいなんて
思ってるわけじゃないです。

カイには三四郎が必要だし
今の二人には
一緒に居る穏やかな時間が
どんなに大切かってわかってる。

でも
二人が日常(船での)を取り戻し
無事任務を終え
地球に戻ったとき
さて
二人は
もう一度バディとして
同じ仕事に就くかと想像すると・・・

否・・・

そんな答えが
どちらからも返ってきそうで・・・;;







コメント
この記事へのコメント
今晩は~。ぐらたんさま~。
カイたちが任務を終えた後のこと、心配してらっしゃいましたが、私的には、ずっと一緒にいてくれる気がしますよ。
サンドラは艦長候補でしたよね。で、サンドラが艦長になったら三四郎も凱も雇ってほしいって言ってたし、ロードも(最初は大学に戻る予定って言ってたけど)バディ登録した今ならサンドラについて行きそうだし。(←サンドラとロードも確か今まで誰ともバディ登録してなかったんですよね)
もちろんカイも一緒ですよね。
で、ずーーーっと永遠にみんなで航海を続ける…。
これが私の希望です~。いかがでしょう?
「青の軌跡」で別れてしまった悲しいシヴァ達みたいにならないように、カイと三四郎は一緒に生きていってほしいと思うんです。
2009/05/25(月) 14:25:59 | URL | ひろ #-[ 編集]
ひろ様~★いらっしゃいませ~!!
ひろさんのコメントを読んで、すごく勇気が出ましたよ~!!
カイと三四郎がベストバディであるように、サンドラと
ロードを合わせた二組四人は、たぶん連邦一のクルーの
組み合わせなんだと思います。
それに凱が加われば、向かうところ敵無しって感じです。
彼らならどんな危険な航行もこなして行けそうです。
そんな優秀なクルーの組み合わせを、連邦がほっとくわけが
ないですよね!!(仕事ばんばん来そう~!!)
頼みの綱はサンドラですね~★
ぜひぜひキャプテンになってもらわないと!!
サンドラなら心配はいらないですが(*^^*)
過去の物語を教訓に、カイと三四郎には永遠に
つながっていて欲しい・・・!!
心の底から願ってしまいます。
番外編が楽しみですね~!!
相変わらずな(でも、ちょっとはデレな)二人を
期待したいです~♪♪♪
コメントありがとうございました~!!
またいらしてくださいね~~~(*^▽^*)
2009/05/25(月) 16:02:01 | URL | ぐらたん #Neb3My6c[ 編集]
ぐらたんさん、こんばんは♪
第二夜、ありがとうございます!『青の奇跡』、今読返しても全く色褪せてないですよね。カイ、三四郎、サンドラ、ロードの四人のキャラがとっても個性的で魅力的。その後の四人にもう一度会いたいですね!
2009/05/27(水) 20:30:35 | URL | 三日月 #-[ 編集]
三日月さま~★こんばんは~いらっしゃいませ~!!
青は何度読んでもいいですね~!!
でもあと番外編のみ。
ファンブックに番外編が載る可能性が一番ありそうだと
思いますが、まだまだ未定~なんか寂しいです。
いやいやまだCDがありますね!!
「タイトロープダンサー」をCDにするとしたら・・・
最低3枚組でなければ・・・!!
まだまだ目が離せないですね。
また何か情報があったら教えてくださいね~(*^^*)
コメントありがとうございました~★
第三夜、頑張ります!!
またお付き合いくださいませ~♪♪♪
2009/05/27(水) 22:34:49 | URL | ぐらたん #Neb3My6c[ 編集]
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