ある日、森の中(恋する暴君)に 迷い込んだ、哀れなウサギさんの萌叫び・・・
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兄さん帰る・・・その1
今朝、目覚めたら・・・
すでに9時過ぎ・・・

おわっ!!寝すぎた~~~~~遅刻~~~~~!!

・・・よく考えたら、今日はバイトお休みでした・・・
休み不定期なんで、時々こういうボケをかましてます・・・(;^^)

・・・で寝直そうと・・・ベッドに再び転がり・・・

ふと・・・


愛しい愛しい愛しい猟奇的な先輩にあっけなく去られた

「不憫なへたれ」君はそういう時、どうしているのかと・・・



独りには広すぎるマンションの一室で

朝、目覚めた時

夜、眠りに付く時・・・

先輩のことを思って・・・何をしているんだろう・・・



・・・などと考えていて・・・

ふと・・・思いついた・・・

兄さん帰宅編・・・妄想作文・・・



注・・・えろくはないです。
    自称。清純派。・・・の書くものですから・・・



     前置き長いぞ

















**************************


突然だった。

玄関のドアが開く音・・・がした気がした。


(・・・?!)

今日は日曜、バイトも久しぶりに休みを取った。
訳もなく気分が塞がる。
何もしたくない・・・
だから、一日ゆっくりしようと惰眠を貪っていた朝。

今度ははっきり聞こえた。
玄関からリビングに入るドアが開き、そして閉められた音。

(まさか・・・)

鼓動が早くなる。

[今月中には帰る]

彼の人らしい、そっけないメールを受け取ったのはつい3日前だ。

(・・・まさか)

逸る胸を抑えて、おもむろに体を起こす。

リビングに誰かが入って来た・・・遠慮の無い足音。
・・・冷蔵庫・・・を開ける・・・音・・・?

とうとう我慢がならず、パジャマのままで部屋を飛び出た。

(・・・・・・!)

冷蔵庫から取り出したままの牛乳パックを傾けていた横顔が振り向く。
口元から零れ落ちた、乳白色の雫をこぶしでグイと拭う。
まるで散歩から帰って来たような、あっけらかんとした顔で。

「おう、ただいま」

「・・・センパイ・・・」

「まだ寝てたんか?
 ああ、まだ7時前か
 悪い、起こしたな」

「先輩!!」

「ちょ・・・待て、待て こぼれ・・・」

思い極まって駆け寄る。
構わず抱き寄せる。
反射的に強張る細い体に長い腕を回して、力を込めた。

(・・・お帰り・・・)

口にしたはずの言葉は微かに息と消える。
何も言えない。
ただ、じっとそうやって愛しい人の体を抱きしめていた。

「もう、いいだろ、離せ」

これくらいは許してやろう・・・
そう覚悟して、されるままになっていた宗一は
いつまでも離れない大きな体に息苦しさを覚えて言った。

「森永?」

何も言わず、何をするわけでもなく
森永はただじっと宗一を抱きしめている。
その大きな体が小刻みに震え始めた。

(・・・泣いてる・・・?)

抱きしめてくる腕から、重なった胸から
温かく、湿り気を帯びた感情が流れてくる。
堪らなくなって、その体を引き剥がそうと腕を伸ばしかけた瞬間
森永のほうから、宗一の体を引き離した。

「お帰りなさい、先輩」

宗一の肩を掴んだ腕を伸ばして
明るい声で、満面の笑みで応える。
その顔に涙の痕跡など無い。

(俺の勘違いか・・・?)

つと、森永は宗一に背を向け自室に入って行った。

「着替えてきます
 先輩、飯食います?」
「ああ、少しは食ったほうがいいかな」
「じゃあ、ちょっと待ってて」

ぱたんと音を立てて、森永の部屋のドアが閉じた。
その扉を見つめて、宗一は奇妙な違和感を覚えた。

(・・・どうしたんだ?)

・・・らしくない・・・
森永らしくない・・・
いつもなら・・・

あれで終わるわけがない・・・
それだけで済むわけが・・・

(何言ってんだよ・・・俺は
 何思ってたんだよ・・・
 帰ったら、いきなりあいつが襲ってくるとでも?)

それじゃあ・・・まるで・・・
それを期待していたようじゃないか・・・

自分の考えに顔が上気してくる。
とんでもない考えを振るい落とそうとするように
宗一はぶるぶると首を振った。

「どうでした? あっち」
「うん、まあまあ・・・」
「やっぱり日本の食いもんのほうがいいでしょう?」
「はぁ? 食いもんのことか? まあまあだ」

今一つ、噛み合わない会話が滞る。

変だな
変だ・・・
何か違う・・・

「いいっすよ 先輩
 俺、やりますから
 先輩は休んでいて下さい」
「いや、俺の役目だから」
「へえ? 覚えてたんだ 家事の分担」

朝食を終え、片付けを手伝いながらも
呑み込めない固まりのような違和感に
つい、宗一の目は森永を追う。

「先輩、荷物の片付け、手伝いましょうか?」
「いい、それくらい自分で出来る」

一通りの家事を手早く済ませると
荷を解いている宗一を一瞥しただけで
森永はテレビを付けて、その前に座り込んだ。

少年のような笑顔も、くったくない所作も何も変わらない。
変わらないはずなのに、この感じは何なんだ?
この素っ気無さ・・・
この物足りなさ・・・

居心地が悪い・・・

おちつかない・・・

いらいらする・・・

宗一はいきなり立ち上がった。

「散歩に行って来る」
聞こえなかったのか、森永はテレビから顔を上げない。
「散歩に行って来る!」
「え? ああ、はい、いってらっしゃい」
おざなりに返事をすると、森永はまたテレビに向き直ってしまった。

(・・・・・・)

やっぱり・・・違う・・・

あれは森永じゃない

俺の知る森永じゃない
俺の・・・
知ってた森永は・・・

(2ヶ月振りに帰ってきた俺より、くだらんお笑い番組の方が大事か?!)
どういうつもりだ!・・・ あいつは・・・!

何・・・言ってんだ?
俺・・・

帰ってきた自分を抱きしめてきた、長い腕を思い出す。
泣いていたかと思った、小刻みに震えていた背中を思う。

2ヶ月前・・・
寝込みを襲ったあいつに腹を立て、突然渡航を思い立ったのは自分だ。
傍には居られないと思った。
ただ離れたかった。
追い縋るように引き止めようとしたあいつを振り切って、日本を離れた。

あんまりにも、長く一緒に居過ぎた。
あいつに頼り過ぎた。
あいつが俺の隣にいるのが当たり前で、あいつがいないと
研究さえままならないようになってしまっていた。

このままでは俺は駄目になる
独りでやっていけなくなる
だが、まだ今なら・・・間に合う・・・立ち直せる
・・・俺の本来の生活ってやつを取り戻すんだ

あいつ無しでも、俺はやっていけるってことを証明する

・・・そう・・・やっていけたさ

満足のいく成果も得られた。
自分に自信を付けて帰って来た。

なのに・・・
この頼りなさは、不安は何だ・・・?

帰って来た途端、あいつの顔を見た途端・・・

・・・あいつが・・・抱擁を解いた瞬間・・・

俺を襲ったこの畏怖は・・・何だ・・・?

寒気に襲われたように宗一は自分の肩を抱いた。

立っていられない・・・
帰ろう・・・早く・・・
帰って眠ろう・・・
時差でおかしくなっているだけだ・・・きっと・・・
さっき無理矢理、胃袋に詰め込んだものに当たったんだ
それだけだ・・・それだけ・・・

宗一が帰宅した時、森永はいなかった。
冷蔵庫の扉にメモがはってあった。

[出掛けてきます]

(・・・・・・ 出掛けたのはわかってる
 何処へ行くとか、何時に帰るとか
 それを書かなきゃ意味ねーだろ!!
 あの・・・バカ!!)

怒涛のように湧き上がってきた怒りに、地団駄踏んで
いらいらと部屋を歩き回る。
何故こんなに腹が立つのかわからない。
何に腹を立てているのかわからない。

こんなはずじゃない
こんなはずじゃなかった
何で2ヶ月ぶりに帰ってきて、こんな扱われ方しなきゃならないんだよ!!
理不尽な憤懣を、居ない男にぶつける。

帰宅の日時を、わざと知らせなかった。
空港まで迎えに来られたら堪らないと思っていた。

あいつは気づいていないだろうが、あいつはひどく目立つ奴だ。
際立った長身の精悍な肩の上に、明るい光を放つ大きな瞳の童顔が乗っている。
それだけでも人の目を引くのに、人混みだろうが、何処だろうが構わず
人の迷惑も顧みず、よく通る声で、俺を呼ぶ。
そんなことをされたら、かなわないと思ってた。

なのに・・・

何処に行ったんだ・・・?
いつ帰る・・・

宗一の胸に、森永が失踪した日のことが蘇った。
あの時もこうして所在無げにただ、あいつが戻ることを待っていた。

・・・どうかしてる・・・

どうかしちまったんだよ・・・俺は・・・あの時から・・・

何も手に付かないまま、リビングのソファーにもたれ目を閉じた。




*******************************



   思ったより長くなったんで
   いったん投稿しておきます。
   今は3日のpm11時28分です。   
   2日も掛けて何書いてんでしょうか・・・(;^^)

   
   続きは明日か明後日・・・に書けたらいいな~~
   7日までには間に合わせたい
   本編読んだら、妄想なんか吹っ飛んでしまうから
   その前に吐き出しておかないと~~~~~(;;^^)

   ここまで読んでくれた方・・・


   ^^^<<(*^ ^*)>>^^^


      




   

















コメント
この記事へのコメント
初めましてv
はじめまして♪ しましまというものです。
暴君ファンになって1年くらいの新参者ですが、以後お見知りおきを・・・

もう土曜日が待ち遠しくて待ち遠しくて・・・
昨日もこちら(ぐらたん様のブログ)やあちら(じゅんじゅん様のブログ)にお邪魔させて頂いたのですが、今日この記事を発見して思わず飛びついてしまいました(^^;)

読んでまず思ったこと。

つ、続きが気になる~~~~~!!!!
何で森永君、こんなに素っ気なくしてるんですか?!2ヶ月ぶりの再会なのに!!これじゃあ、いくら兄さんでもおたおたしちゃいますよ?!
ああ、そして兄さん可愛い^^ 期待しちゃったんだね、熱烈な歓迎を・・・ふふ

絶妙なとこできってあるので本当に続きが楽しみです(><;)ぜひぜひ教えて下さい、森永君が素っ気なくしてる理由を・・・!
2008/06/04(水) 16:21:19 | URL | しましま #-[ 編集]
しましま様★
コメントありがとうございます!!
こちらこそ、はじめまして★宜しく~~!!
暴君との出会いは私も1年半くらいなので
じゅんじゅん様初めとする、暴君ブログの精鋭方に
比べたら、ヒヨッコです~。
なのに、こんなブログを初めてしまったのも
暴君が「萌え」いっぱいなせいですよね★
私も今週末が待てなくて(あと3日!!)
妄想文書いちゃってます。
でも、こんな長くなる筈は・・・なかったんですが・・・
とりあえず、えちに雪崩れ込むまで・・・を
書きたいなと思ってます~。
またコメント下さいね~~~★
2008/06/04(水) 16:48:41 | URL | ぐらたん #Neb3My6c[ 編集]
ぐらたんさま
全然エロいシーンがないのに、微妙に漂うエロの香り・・・。にくいです。じらしプレイのようでたまりません。なんとか兄さんも納得いく形で(?)お願いいたします。
2008/06/04(水) 21:50:12 | URL | まるこめ #-[ 編集]
まるこめ様★
コメント光栄です~~★
たった今、続き書いてましたが、なかなかえろに
流れていってくれません~・・・(;^^)
書いてる本人、じれったいです~~~~(;;^^)
今日のところは「下書き」で保存しました。
兄さんは何を望んでいるんだろう??



2008/06/04(水) 22:15:38 | URL | ぐらたん #Neb3My6c[ 編集]
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